開業 ・ 総合ガイド
日本で飲食店を開く:2026年 完全ガイド
許認可、賃貸契約、礼金、ビザ、採用、仕入先。東京で飲食店を開くまでの実際の道のりと、高くつく失敗について。

日本で飲食店を開くことは、他国より難しいわけではありません。ただ、勝手が違います。障壁は資金でもコンセプトでもなく、実行力です。行政、不動産、人材が連なる工程のなかで、一つの判断ミスが数週間と数十万円で返ってきます。
何かに署名する前に
最も高くつく反射的行動は、物件から始めることです。一件でも内見する前に、三つを明確にしてください。法人形態、在留資格、そして礼金を含めた開業資金の正直な見積もりです。
本格的な事業では株式会社が最も一般的ですが、立ち上げには合同会社で十分な場合も多くあります。この選択は、ビザ、税務、そして貸主からの信用に影響します。
欠かせない許認可
レストランやバーでは、ほぼ必ず二つの許認可が必要になります。
- 飲食店営業許可:保健所による店舗検査を経て交付されます。
- 深夜酒類提供飲食店営業の届出:深夜0時以降に酒類を提供する場合は必須です。
許認可ごとに標準処理期間と適合条件があります。フード、換気、給水設備、非常口など。工事の図面段階で検査を見越しておけば、施工済みの内装をやり直す事態を避けられます。
失敗するのはコンセプトではない。実行です。
賃貸契約と礼金
日本の商業用不動産市場には独自の慣行があります。賃料に加えて、礼金(返還されません)と敷金(保証金)が必要で、それぞれ賃料の数か月分に相当することも珍しくありません。
外国人の事業者に対して慎重な貸主は今も少なくありません。設立済みの法人、保証人、明快な事業計画。この三点が揃った資料は、交渉の質を変えます。現地のネットワークが効いてくるのは、まさにここです。
採用と仕入先
開業の質は、事前に固めたチームと仕入先で決まります。東京の飲食業の採用市場は逼迫しています。待遇、雇用契約、サービス文化を初日から整えることが、そのまま定着率を左右します。
高くつく失敗
- 許認可の実現可能性を確認する前に、物件を契約してしまう。
- 礼金を含む開業資金を過小に見積もる。
- 現地のサービス期待値に合わせず、コンセプトをそのまま持ち込む。
- 開店後の運営を軽視する。続くか閉じるかを分ける、本当の関門。
Dodai Studio が担うのは、まさにこの部分です。この工程表を実行可能なプロジェクトに変え、ご希望があればその後の運営まで引き受けます。
